8時間ダイエット

テレビのダイエット番組などで取り上げられたこともある「8時間ダイエット」食べることを我慢しなくてもいいダイエット方法として人気が出ているようですが、どのようにして行うダイエットなのでしょうか。

8時間ダイエットで痩せる理由と、そのメリットやデメリットを調べました。

 

8時間ダイエットって?

8時間ダイエットとは

8時間ダイエットというのは、1日24時間のうち8時間の間しか食事をしないことによるダイエット方法です。
8時間の間は好きなものを食べても構わないため、今までのような「我慢するダイエット」と違って、ストレスが少なく続けやすい方法だと言われています。

8時間ダイエットは、アメリカで発祥したダイエット方法であり、2012年に発刊されたデイビット・ジンチェンコ氏とピーター・ムーア氏の『The 8-Hour Diet』という著書から瞬く間にブームが広がりました。

今ではハリウッドセレブや著名人も実践して効果を上げていたり、口コミでも成功体験談が続々と発信されたりして、人気のダイエット方法として話題になっています。

8時間しか食事をしないことで、自然と食事の量が減ってカロリー摂取を抑えられたり、残りの16時間は消化器官を休ませることによって消化機能の正常化が期待できます。

 

 

8時間ダイエットと酵素の関係

8時間ダイエット 酵素

私たちの体には、消化や代謝を助ける酵素の働きに2つの種類があります。
1つ目は「消化酵素」です。消化酵素は食べたものを消化する際に働く酵素です。2つ目は「代謝酵素」と言って、息をしたり運動したりという私たちの生命活動を司る酵素のことを指します。
この2つの酵素は「潜在酵素」と言って人間の体に元から存在するものです。

しかし、消化酵素は代謝酵素よりも優先して使われることが多く、食べすぎるなどして消化酵素が足りなくなると、代謝酵素から借りて消化するような形になります。
代謝酵素は人間の生命活動には必要な酵素なので、あまりにも少なくなると体に不調をきたします。

そこで8時間ダイエットによって食事の量を抑えることができると、代謝酵素の働きを正常化でき、新陳代謝がアップしたり脂肪燃焼を促進させたりできるのです。

 

 

8時間ダイエットのやり方

食事する時間を1日にのうちの8時間に絞るだけという単純な方法の8時間ダイエットですが、具体的にはどのようにダイエットを進めていけばよいのでしょうか?

 

1日の食事時間を決める

8時間ダイエット やり方

まずは1日のうち、どの8時間を食事の時間にするかを決めることから始めます。
8時間というと、どうしても3食しっかりと食事をとることは難しくなります。そのため、1日2食にするか、3回簡単に済ませるかのどちらかになります。

朝食を抜くと仕事に集中ができないという方は、朝の8時から朝食を取って午後4時までに夕食を終わらせるというプランがおすすめです。
朝食を抜くことが多いという方は、昼の12時から食事時間をスタートさせれば夜の8時まで夕食を取ればいいので夜の食事はゆっくり取ることも可能です。

8時間の間少しずつ食べ続けるのも一つの方法ですが、摂取カロリーが把握しにくくなるため、カロリーの過剰摂取に繋がる場合もあるのであまりオススメはできません。

 

 

運動と合わせる

8時間ダイエット 運動

食事やカロリー制限をするだけでは、脂肪のみならず必要な筋肉まで落ちてしまい、結果的に痩せにくい体を作り出す危険性もあります。そこで有酸素運動や筋トレと合わせて8時間ダイエットを行うことで、適度な体力や筋肉をつけてさらに脂肪燃焼しやすい体を目指すことができます。

有酸素運動は酸素をエネルギーとして脂肪を燃焼させる方法で、脂肪燃焼には非常に効果的な運動です。筋トレは極端に激しい運動を必要としないので、運動が苦手な人でも取り掛かりやすいでしょう。

また運動をすることで空腹感を抑制する効果があるとも言われています。

 

 

飲み物はいつでも飲める

8時間ダイエット 飲み物

食べ物を摂取するのは1日のうち8時間だけですが、飲み物はいつでも飲むことができます。特に、水やお茶などの水分であれば積極的に摂取することが必要です。水分が足りなくなると、逆に便秘気味になったり体調を崩したりする可能性があるので注意してください。

飲み物を摂取する際に注意が必要なのは、カロリーや糖質が高い飲み物を取り過ぎないことです。なるべくノンカロリー・ノンカフェインのものを選びましょう。

しかし、水やお茶だけでは飽きてしまったり、お腹が空いてしまう場合には、糖分の入っていない炭酸水がオススメです。特に炭酸水を食事の30分前に飲むことで、満腹感を得られやすくなるという説もあります。

食後のおやつに甘いものを飲みたい場合には、糖分が含まれていないピュアココアや豆乳、グリーンスムージーがオススメです。コーヒーはブラックであれば摂取カロリーを抑えることができます。

ビールやカクテルなどのお酒類や、ジュースや清涼飲料水などは、食事が可能な8時間のうちであれば適量飲んでも構いません。

 

1週間に3日間でも効果あり

8時間ダイエット 週3

食べることができるダイエット方法とは言え、最初のうちは8時間しか食べることができないのは辛く感じると思います。
『The 8-Hour Diet』の中では、8時間ダイエットは1週間に3日行うだけでも効果があることが指摘されています。例えば月・水・金曜日に実施するなどして1日置きに行ったり、平日の1日と週末の2日で実施するなど、無理なく自分のできるペースで行うことが可能です。

 

8時間ダイエット中はスーパーフードがオススメ!

8時間ダイエット スーパーフード

8時間ダイエットの魅力の一つは、食事の時間を狭めることで余分な食事を控えられるという点です。これにより消化機能を休ませることもできますし、カロリーの過剰摂取を抑えることもできます。

しかし、余分な食事を抑えても栄養バランスが悪くなってしまったら体にも悪影響を与えかねません。8時間ダイエットを行いながら栄養をしっかり補給するには、どうすればいいのでしょうか?

8時間ダイエットの中で取り入れる食品としてオススメなのは、スーパーフードです。
スーパーフードとは他の食品に比べて幅広い栄養素が豊富に、しかもバランス良く含まれている食材のことを指します。
代表的な例を挙げると、卵や乳製品、脂身の少ないお肉、ナッツ類、玄米などの穀物類、葉の野菜類、ベリー系の果物などがあります。

これらのスーパーフードの中から、最低でも2種類を摂ることで、食事回数を減らしても栄養バランスを崩しにくくなります。

 

 

プチ断食と同じ効果が期待できる

8時間ダイエットは、1日や半日を水分のみで過ごすという「プチ断食」と同じような効果が期待できます。
プチ断食は、何も食べないことで消化器官や内臓を休ませて体の内側を正常化しようという健康・ダイエット方法です。

8時間ダイエットもこれと同じく断食する時間を作ることに繋がります。

 

8時間ダイエットのメリット・デメリット

8時間ダイエットを実際に行った方の中には、ダイエットに成功した方もいれば、ダイエット効果を感じられなかったり続けられなかったり方もいるようです。8時間ダイエットのメリットとデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

 

8時間ダイエットのメリット

8時間ダイエット メリット 

8時間ダイエットを行う人が感じているメリットは、無理なく続けられるという点です。
先ほどから強調している点ではありますが、8時間のうちは通常通りの食事ができるので我慢をするというストレスが少なくなります

また8時間ダイエットは通常時よりかなり摂取カロリーを下げることができるため、比較的効果が早く現れることが多いようです。口コミの報告の中には、1週間に3キロ痩せた方、1ヶ月半で10キロほど痩せた方もいるようでした。

消化器官を休めることで便通が良くなるなど、体が好調になるのを感じる方も多いようです。朝の目覚めが良くなった、昼間の眠気がなくなったという効果も報告されています。

実際に『The 8-Hour Diet』の著書の中でも、8時間ダイエットによって糖尿病や心臓病、ガンなどのリスクを軽減できることが指摘されています。ダイエット効果だけではなくて、健康面にもいいメリットがあるようです。

 

8時間ダイエットのデメリット

8時間ダイエット デメリット

8時間ダイエットのデメリットは、食事時間外におなかが空くのを避けるため、摂取カロリーの量が過剰になってしまいやすいことです。
8時間ダイエットは食べるのを我慢しなくてもいいダイエット方法として紹介されていますが、今までのカロリー摂取量を超えると逆に太ってしまう可能性もあります。

また、8時間の間はカロリー制限ができていても、食事ができない時間にどうしてもお腹が空いてしまうというデメリットがあります。この空腹が我慢ができないと、時間外に食事をしてしまうこととなってダイエットが続きません。

慣れないうちは週に3回だけを8時間ダイエットにしたり、睡眠時間をたくさんとって空腹を紛らわせたりするといいでしょう。

健康面に関しては、食事回数が限られることによって栄養バランスが崩れると、健康に支障をきたしてしまうこともあります。食事の回数が減る分、栄養バランスには気を使わなければなりません。
体調に変化があった場合には、8時間ダイエットを控えて食事の内容を見直しましょう。